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費用や形式もわかりやすく解説|永代供養墓とは?

永代供養墓(えいたいくようぼ)とは、親族によるお墓参りや維持管理が難しい方に代わって、お寺や霊園が永代にわたりご遺骨を供養・管理してくれるお墓のことです。高齢化社会や少子化が進む現代において、「お墓を守ってくれる人がいない」「子どもに負担をかけたくない」と考える方に選ばれています。

永代供養墓の別称と意味

  • 合祀墓(ごうしぼ)
  • 合同墓
  • 合葬墓(ごうそうぼ)
  • 共同墓
  • 集合墓
  • 永代納骨堂
  • 永代供養廟
  • 永遠墓 など

基本的には「他人と一緒に納骨される」ことが多いため、個人墓に比べ費用を抑えられるのが特徴です。

永代供養墓の特徴とメリット

  • 宗派を問わず利用できる:多くは宗派自由(※一部条件あり)
  • お墓の承継が不要:跡継ぎがいなくても無縁仏にならない
  • 費用が抑えられる:墓石代や土地代が不要な場合が多い

永代供養墓の種類|3つの代表的な形式

  1. 仏塔型・石碑型タイプ(屋外):通常のお墓に似た形で納骨棚を地下に設置
  2. 合祀スペース併設型:棚の下に散骨・合祀スペースを設けるタイプ
  3. 納骨堂タイプ(屋内):建物内に個人別納骨スペースがあり、記名や墓誌刻字が可能

永代供養墓の費用相場と支払いの仕組み

永代供養墓の費用は、選ぶ形式や納骨の方法によって大きく異なります。一般的には、以下のような3つのタイプに分けられ、それぞれに応じた費用が発生します。

① 合祀型(ごうしがた)

このタイプは、ご遺骨を他の方と一緒に埋葬する形式で、費用はもっとも安価です。相場は10万円〜30万円前後。個人ごとの墓石やスペースが必要ないため、費用を抑えたい方におすすめです。

② 個別安置型(一定期間後に合祀)

納骨後、一定期間(たとえば7年や13年など)個別のスペースに安置し、その後に合祀される形式です。費用相場は30万円〜50万円程度。ある程度の個別性を保ちたい方に向いています。

③ 納骨堂型(建物タイプ)

屋内の施設内に納骨スペースがあり、個人ごとの棚やプレートで区分されている形式です。冷暖房完備や法要室が併設されている場合も多く、快適にお参りができます。費用は50万円〜100万円以上と高めですが、設備や個別管理の安心感があります。

費用の支払い方法について

多くの永代供養墓では、一括払いによって永続的な管理・供養が保証されるプランが主流です。そのため、後から管理費や寄付金が発生することはほとんどありません

ただし、生前に契約をする場合には、年間で「護持費」や「管理費」を支払う必要がある場合もあります。契約前に、費用の内訳や支払い回数などをしっかりと確認しておくと安心です。

永代供養墓を選ぶときの注意点

  • 宗旨宗派の確認:自由な場合が多いが一部制限あり
  • 供養期間の明確化:「永代」とは限らず、33回忌までなどの場合もある
  • 合祀のタイミング:すぐに合祀されるか、一定期間個別か要確認

永代供養墓はこれからの時代の選択肢

少子高齢化、核家族化が進むなかで「お墓の心配をなくしたい」「子どもに負担をかけたくない」と考える方にとって、永代供養墓は現代的で合理的な選択です。費用面・宗派の自由度・管理体制などを比較し、ご自身の希望に合った施設を選びましょう。

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