たまゆら葬社 > 葬儀に関するお知らせ > 葬儀相談

ご質問頂きありがとうございます。今回は、お寺様にお布施と一緒にお渡しするお車代とお膳料は、どうして必要なのか?とに問いに答えていきたいとおもいます。

お布施というものの本質的な考え方は、「お気持ち」です。お布施は、施主の寺院への御礼の気持ちを金銭に代えてお渡しするのですが、現代ではこれが形骸化してしまい、「形」ばかりが、つまり、しきたりや相場ばかりが先になってしまっています。「心」と「形」の2つがあるとするならば、「心」が置き去りになって「形」ばかりが重要視される葬儀の現場になっている、ということです。

本来は、お寺様をお迎えに上がって斎場までお連れする。葬儀が終わるとまたお寺様を寺院までお送りする。この手間を省いて金銭に代えたのが、「お車代」です。また、葬儀の後はみなさまも懐石料理などを用意して食事をされますが、お寺様にも同席していただいてふるまうものでした。それを金銭に代えたのが、「お膳料」です。

お車代やお膳料を用意するしないは施主様のお気持ち次第です。

ただ、お車代やお膳料といった「形」に、お寺様を敬う「心」、お寺様に感謝する「心」が込められて出来上がった慣習であることを、分かって頂ければとおもいます。

たまゆら葬社にご縁を頂いたお客様には、形だけのお葬式ではなく、心の伴ったお葬式をしていただきたいですし、そのようなお手伝いができるよう、日々努めていきたいと思っております。

また、たまゆら葬社では公営斎場での葬儀式を推奨しておりますので、場所にかかわらずご相談頂ければとおもいます。

ご葬儀の相談は、たまゆら葬社 0120-077-009 までご連絡ください。

葬儀後は、やらなければならない届出や申請がたくさんあります。

先ずは、故人の預貯金の引き出し方についてお話しいたします。

※故人の預貯金は、金融機関が知った時点で凍結されます。

① 預貯金の引き出しは、遺産分割の手続き後に。

金融機関は名義人の死亡を知ると、預貯金の口座取引を停止いたします。すると、窓口でもATMでも、現金を引き出せなくなり、公共料金なども引き落とされなくなります。名義人の死亡時点から預貯金は法的に遺産となり、相続人全員の財産になるからです。そのため、遺産分割の手続きがきちんとできていないと、引き出せなくなります。

では、死亡を知られる前に引き出したらいいのでは?とお考えの方もいると思いますが、実際は、金融機関が名義人の死亡を知る前に現金を引き出すことはできます。しかし、相続人全員の納得の上でないと、遺産分割の際にもめることになりかねませんので、故人の預貯金は全員の相続遺産であることをよく認識する必要があります。

また、貸金庫がある場合も、中身も遺産ですので、相続が確定する前は相続人全員の共有になります。相続人全員の合意がなければ開けることができないのです。

 遺産分割の手続き後に残りの預貯金を引き出すには

凍結された預貯金から現金を引き出すときには、故人の除籍謄本相続人全員の印鑑証明遺産分割協議書を添えて、その金融機関で手続きを致します。ですので、遺産相続が正式に決まってからということになります。また、預貯金の名義変更も同じような書類と手続きが必要になります。

※金融機関によって若干の違いがありますので、直接お問合せしてみてください。

葬儀に関するご質問、お問合せは たまゆら葬社 0120-077-009 までご連絡ください。

生命保険金の請求

故人が生命保険に入っているときには、請求をすることで死亡保険金が支払われる場合があります。この請求は、死亡してから2年以内に行います。手続き先は、契約していた保険会社へと行いましょう。必要なものは、死亡保険金請求書、保険証券、最後に支払った保険料の領収証、保険金受取人と被保険者(亡くなった方)の戸籍謄本、死亡診断書、受取人の印鑑証明書です。ですが、死亡保険金の受取人が故人の場合、相続財産扱いになるので、相続が決まった後に、請求をする必要があります。この点が生命保険金に関する注意点です。

たまゆら葬社では、事前にてお葬儀の相談も受け付けております。疑問や質問など、気になる事がありましたら、なんなりとお聞きください。また、ご自宅葬、公営斎場での葬儀を推奨しております。

ご葬儀の質問・ご相談は たまゆら葬社 0120-077-009 までご連絡ください。

一昔前は、死んだあとのことや、死について語るのは、縁起が悪いと、嫌われていました。ですが、生きている元気な間に、自分で自分のお葬式をカスタマイズし、予約する方が増えているのです。生前予約が生まれたのは、「遺された遺族に迷惑をかけたくない」「納得のいくお葬式にしてほしい」という思いから生まれたのだと思います。

お葬式を生前に予約する時は、あなたが葬儀社の担当の方と相談して、自分の納得のいく葬儀のプランを選びます。選んだお葬式が必ず実行されるかどうかは、遺族次第ではありますが、自分が生きている間に選ぶことが出来るので、より納得のいくお葬式を出来る可能性が上がるのです。また、お葬式の手順や供養の方法で、必要な金額が違いますが、自分が望んでいるお葬式や供養法が、どれくらいの費用でできるのかを知ることが出来、生前に遺族と話し合うことも出来るのです。このような生前予約を利用せずに、亡くなってしまうと、やはり、遺された方へ、ばたばたとお葬式の用意など、心的、肉体的疲労を負わせてしまいます。ですので、負担を減らすことも、生前予約の大きなメリットと言えます。

たまゆら葬社では、事前にてお葬儀の相談も受け付けております。疑問や質問など、気になる事がありましたら、なんなりとお聞きください。また、ご自宅葬、公営斎場での葬儀を推奨しております。

ご葬儀は たまゆら葬社 0120-077-009 までご連絡ください。

ご質問ありがとうございます。今回は会館や自宅ではなく、お寺で葬儀ってさせてもらえるのか?という質問に答えたいとおもいます。

 

お寺で葬儀には、お寺が管理運営されている葬儀会館を利用するか、お寺の本堂で葬儀するかの2つのパターンがあります。お寺が管理運営されている葬儀会館を利用する場合は、基本的には、使用料さえ支払えば、檀家に限らずどなたでもご利用いただけます。また、お寺の本堂で葬儀をする場合は、原則檀家の方に限られるでしょうし、なにより、本堂での葬儀を受け付けないお寺の方が多いですし、住職の許可が必要となります。この、本堂での葬儀はいくつかの問題点もあるからです。

①お寺の構造上の問題:お寺と葬儀会館と同じように考えてはいけません。そもそも葬儀は自宅で行われるものでした。それが外注化が進み葬儀会館が進化してきました。ですから葬儀会館には遺族が過ごしやすい控室があり、お風呂やシャワーがあり、さまざまな設備が整っています。ところがお寺ではそうはいきません。そもそもお寺の建物自体が葬儀を受け入れるために作られていないのです。

②お寺は寺族の生活の場でもある:お寺という場所は檀信徒の礼拝所という公共財であるのですが、同時に寺族たちの生活の場でもあります。本音として、お寺で葬儀をされることを敬遠する方はたくさんおられるでしょう。葬儀を執り行うとなると、親族や参列者、業者の車などの出入りも生じてしまいます。お寺の中だけでなく、近隣の方々の理解も必要となるでしょう。そうした要素をお寺として受け入れられるかはお寺個々の考えによって大きく異なることです。それでも、本堂での葬儀を受け入れて下さるお寺様もいますので相談してみるのもいいと思います。

わたくしどもたまゆら葬社でも施工実績はあります。
特に最近では家族葬が多いので、お寺としても受け入れにそこまでの負担がかかりません。とはいえ、考え方は本当に様々です。祭壇ひとつとっても、寺院の内陣のお飾りの前に柩を置けばいいという方もあれば、本堂の飾りを幕で隠して、その前に葬儀社が新たに祭壇を拵えなさいとご指示されるお寺もあります。とはいえ、厳粛な雰囲気の中で執り行われる葬儀には、葬儀会館では感じることのできない深みがあり、もしかしたらそうした宗教の力こそが、悲しみにくれる人たちのグリーフケアになりうるのかもしれませんね。

たまゆら葬社では、事前にてお葬儀の相談も受け付けております。疑問や質問など、気になる事がありましたら、なんなりとお聞きください。また、ご自宅葬、公営斎場での葬儀を推奨しております。

ご葬儀の質問・ご相談はたまゆら葬社 0120-077-009 までご連絡ください。

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