お悔やみの手紙の基本マナーと書き方
大切な方を亡くされたご遺族に対して、お悔やみの手紙を送ることは、思いやりのある行為です。しかし、適切な言葉遣いやマナーを守ることが求められます。本記事では、お悔やみの手紙を書く際に意識すべき5つのポイントをご紹介します。
1. お悔やみの手紙を送る際の基本マナー
通夜や葬儀に参列できない場合、お悔やみの手紙とともに御香典を送ることが一般的です。御香典は不祝儀袋に包み、現金書留の封筒で郵送しましょう。
また、使用する便箋や筆記具にも注意が必要です。
便箋:白い無地の便箋を使用
筆記具:濃い青または黒のペン、もしくは毛筆(筆ペン)を使用
省略する要素:季節の挨拶、頭語(拝啓、謹啓)、結語(敬具)は不要
2. 悲しみや驚きの気持ちを伝える
手紙の冒頭では、訃報を聞いた際の悲しみや驚きを伝えます。
例文:
○○様のご逝去の報に接し、驚きと悲しみで胸がいっぱいです。
3. お悔やみの言葉を述べる
次に、ご遺族へのお悔やみの気持ちを伝えます。
例文:
ご家族の皆様のお悲しみはいかばかりかと拝察いたします。
この際、「重ね重ね」「再三」「続く」といった不幸が繰り返されるような表現は避けましょう。
4. 参列できないことへのお詫びの言葉を添える
通夜や葬儀に参列できないことへのお詫びを述べます。
例文:
本来であれば直接お悔やみを申し上げるべきところ、都合により叶わず誠に申し訳ございません。
5. 香典を郵送する旨を伝え、故人の冥福を祈る
香典を同封したことを伝え、最後に故人の冥福を祈る言葉で結びます。
例文:
心ばかりではございますが、御香典を同封させていただきました。故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
まとめ
お悔やみの手紙を書く際には、以下の5つのポイントを意識しましょう。
白無地の便箋と黒または濃い青のペンを使用し、頭語・結語は不要
訃報に対する悲しみや驚きを述べる
ご遺族へのお悔やみの言葉を伝える
参列できないことへのお詫びを述べる
香典を郵送する旨を伝え、故人の冥福を祈る
適切な表現とマナーを守ることで、ご遺族に対して心のこもったお悔やみの気持ちを伝えることができます。
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