末期の水とは?その意味と手順
故人の唇に水を含ませる「末期の水」は、日本の伝統的な風習です。この行為は、亡くなる寸前や亡くなった後に故人の口を潤すことを目的としています。多くの方がこの習慣の意味を知らないかもしれませんが、故人への最後の思いやりとして重要な意味を持っています。
末期の水の手順
- 用意するもの: 新しい脱脂綿やガーゼ、割りばしや筆を用意します。
- 水を含ませる: 脱脂綿やガーゼを水に浸し、親族や近しい人が順番に故人の唇へ水をつけていきます。
一般的な順番
- 喪主
- 配偶者
- 子供
- 故人の両親
- 兄弟姉妹
- 子供の配偶者
- 孫
また、脱脂綿の代用品として樒(しきみ)や菊の葉、鳥の羽を使用することもあります。昔は臨終の際に行うことが多かったですが、最近では亡くなった後に実施されることが一般的です。この行為は「末期の水をとる」または「死に水をとる」とも言われますので、ぜひ覚えておいてください。
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