終活は「亡くなる準備」ではなく、
家族が困らないように事前に整えておく『生活の延長線上』の大切な活動 です。
しかし、いざ始めようとすると
「何から手をつければいいのか分からない」
という方は非常に多くいらっしゃいます。
この記事では、館林市を中心にご相談を受けているたまゆら葬社が、
終活の基本ステップと、すぐに始められる実践的なチェックリスト を解説します。
【STEP1】終活の最初は『自分の気持ちを整理すること』
最初にやるべきことは、書類の整理でも保険の確認でもなく、
「どのような最期を望むか」を明確にする作業です。
● 自分の希望を整理してみましょう
家族にできるだけ負担をかけたくない
親しい人だけで静かに見送ってほしい
葬儀は家族葬・一日葬・火葬式のどれが良いか
費用は可能な範囲で抑えたい
公営斎場を利用したい
これらを整理するだけで、終活の方向性が見えます。
● 実際の相談事例(館林市 80代・お一人暮らし)
館林市にお住まいの80代男性から、
「身寄りが少なく、もしもの時に誰にお願いすればよいのか不安」
というご相談をいただきました。
近くに住む遠い親戚とは普段あまり交流がなく、
頼れる人がいない状況でのご不安が大きかったようです。
ご希望を一つひとつ確認しながら、
「火葬式を中心に、シンプルでも心のこもった形にしたい」
というお気持ちを整理していきました。
そのうえで、
連絡をお願いしたい知人のリスト
必要書類の保管場所
火葬式の流れ
費用の目安と追加料金の仕組み
などを一緒に確認し、
生前の段階で準備すべき内容をまとめた『安心ファイル』 を作成。
「これでずっと気になっていたことが片付き、安心したよ」と
穏やかな表情でお帰りになった事例です。
● 実際の相談事例(邑楽郡 60代ご夫婦)
「自分たちにもしものことがあった時、子どもに負担をかけたくない」というご相談をいただきました。
ご夫婦は “費用を抑えつつも、きちんとお別れの時間を確保できる方法” を探されており、複数のプランを比較しながら一緒に検討を進めていきました。
最終的には 1日葬プラン を選択され、
「供花の追加をしたい」「写真はこの時のものを使いたい」など、細やかなご希望も整理できたことで、事前準備が落ち着いて進んだケースです。
【STEP2】葬儀費用・保険・資産の全体像を把握する
終活を進める上で、多くの方が不安に感じるのが費用面です。
葬儀の種類 特徴 平均費用(一般的な相場) 直葬・火葬式 通夜や告別式を行わず、火葬のみの形式 約20万円〜 家族葬 家族中心で親しい人だけが参列する形式 約50万円〜 一般葬 多くの親族や友人が参列する伝統的な葬儀 約110万円〜
※エリア・人数により変動します。
費用差が大きいのは、
祭壇・会場費・お食事・返礼品・人員の数 によって変わるためです。
当社でも特に多いご相談が、
「見積りが分かりにくい」「追加料金が心配」という声です。
費用の全体像を把握するだけで安心感が大きく変わります。
● 保険・お金の整理は『書き出すだけ』でも十分
終活の段階では細かい手続きより、
まずは以下を書き出しておくことが大切です。
加入している生命保険
口座のある金融機関
年金の種類
クレジットカードの有無
借入の状況
このメモを家族が知っているだけで、
手続きの負担は大幅に軽くなります。
【STEP3】エンディングノートに希望をまとめる
終活のまとめとして有効なのが、
エンディングノートの作成 です。
法律的な効力はありませんが、
ご家族にとっては非常に大きな道しるべとなります。
● 書いておくと家族が助かる項目
連絡してほしい人
葬儀の希望(家族葬・一日葬・火葬式など)
遺影に使ってほしい写真の指定
貴重品の保管場所
お墓・納骨についての希望
延命治療についての考え
ペットのこと
スマホ・PC・SNSのパスワード
完璧に書かなくて大丈夫です。
思いついた内容から少しずつ記入することで、自然と形になります。
終活は家族への“負担軽減”という大きな贈り物
葬儀を迎えたご家族がよく口にされる言葉があります。
「もっと話しておけばよかった」
「本人の希望が分からないまま進めるのが辛かった」
終活を少し準備しておくだけで、
この後悔を大きく減らすことができます。
終活は、自分だけでなく家族を守るための大切な行動です。
終活のご相談はたまゆら葬社へ(事前相談無料)
たまゆら葬社では、
終活の進め方、葬儀費用、エンディングノートの書き方まで
幅広い内容を無料で相談できます。
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これからも丁寧なサポートを続けてまいります。


